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高校2年生

N「Bruxellesさん、田中先輩と親しいの?さっき図書室で話してたでしょう。ねぇ、田中先輩、素敵でしょう?」
B「えェ?ああ、あの人?素敵とか別に思ったことないけど。知ってるの?」
N「クラブの・・」 B「あぁ、コーラス部のね・・」
N「憧れてるのよ。ああして親しく話してみたいわ。羨ましい」
B「電車で朝一緒になるから。話はするけど、別に親しいわけじゃない」

さっき図書室にいたら、後ろから近づいてきて「だ?れだ」と目隠しする人がいた。見当もつかない。「全然わからない。降参」そう言って後ろを見たら、田中先輩だった。後ろに立って両手を私の肩に乗せて、突然小声で耳打ちする。

T「Bruxellesさん、阪大に進学して」
B「ええェ、どうしたんですか」
T「神戸女学院、神戸女学院の方がいいかも」
B「それより、田中先輩は?」
T「親に反対されて、就職することになったの」
B「そうですか。神戸女学院に行きたかったんですか?」

神戸女学院だったらコネがあるから、行けるかもしれないけど、うちは母子家庭だから、お嬢様大学は絶対無理。
T「じゃ、やっぱり阪大」
そこへ田中先輩の友達がやってきて二人でそのまま去っていった。「Bruxellesさんだったら行ける。だから行ってね、約束よ」って言い残して。
B「約束よって、一方的すぎますよ」

女には学問は不要だと考えている親は多かった。その数年後に全国の大学で「女子大生亡国論」なるものが闊歩したくらいだった。「親に反対されて・・」田中先輩の声はたくさんの女性たちの声であり気持ちであった。その気持ちを集約させて、私の両手に置いて、彼女は去っていった。

2年生になって、進学どころか、私は高校さへ止めたいと真剣に思っていた。
遅刻して行って、遅刻の理由を聞かれ、よくは覚えてないのだが「授業がつまらない」と言ったらしい。早速担任に呼ばれた。教師に対してそんな失礼なことを言った覚えはないのだけれど。(思ってはいた)

理由はともあれ、私は最近の登校拒否や引きこもりの人たちの気持ちはよくわかる。
子供には将来の自分にとって何がプラスになり何がマイナスになるか、本能的にわかってしまうのだ。

現行のシステムを抜本的に改革し、機会均等,敗者復活も含め、今よりもはるかに多くの選択肢を用意すべきではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

  FREHEL  「La Java Bleue」

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