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Bruxellesちゃん登場

Bruxellesちゃん登場 2004年4月18日 (Sun) 17:52:42

中学生の時に同人誌デビューをした。その時YOさんが「新作品」に紹介文「Bruxellesちゃん登場」を書いて下さった。その抜粋を引用する。

・・・再びめぐり会えぬ死の別れに、彼の人は「子供、可愛がってや」と言った。残してゆく幼い子の上を思い、心を痛めている彼の姿に、私は声をのんで泣いた。・・・若死にされた友の遺児二人、幸せに育ち、立派に成人し、世の人が、やはり彼の人の子よ、とうなずくを、せめて彼の人の妻が微笑み聞き、肩の荷をおろす歓びの日を、私もそっと待ち兼ねる。・・・Bruxellesちゃんは喘息がしばしば起こる.殆ど登校も出来ない。彼女は宿痾の喘息を詩に訴える。苦しみが極限に達すると、生と死を考える。真摯な筆法が光り、私は、故人に、彼女がペンで、彼女の世界を表現するまでになったと知らせたく、切に念う。・・・

このままなら死んでしまうと、府立の養護学校を探し出し,入校させて下さったのは、実はこの人だ。逆境の鏡餅のような状態の私が、決して絶望したり、卑屈になったり、不幸に染まってしまわないように、心を砕いて下さった。肩車をするように、常に下から上に押し上げ、支えて下さった。子供の時代、何とか水面から首を出して生き延びられたのは,この人の力が大きい。

母が脳梗塞で倒れ、母の介護をし、母を見送り、しばらくしてふとわれに返って、花束を持ってこの人の家を探し探し訪ねた。一週間前に旅立たれた後だった。お葬式もお経も戒名も祭壇もなかった。墨で名前が書かれた木片がひとつだけあった。


大沢さん、私と、一緒に、もう少し、生きていきましょうね。


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