PLANETEに戻る

Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Joe (3)

今日はJoeの3回目の命日だ。
人生の後半の20数年間、毎週3回の透析を受けていたとは、私には全く想像が出来ない。闘病にもめげず常に笑顔を絶やさなかった「人生の達人」だと書いている人がいた。学者として、健康な人以上に仕事をこなし、素晴らしい成果を残した。約束された王道を歩いた輝かしい人生であったと思える。妻を得、家庭を築き、子供を残した。透析、だけが彼の人生には本当に場違いだ。
「学問は業(なりわい)」だと常に言っていた。真摯な態度に心打たれた。
今日探し読んだ彼に関する文章の中に「日比谷高校の伝説的秀才」だったと書かれていた。そこまでは知らなかった。
Marie「Joe、その大きな頭の中には何があるの?」と聞いたら
Joe「Marie、に比べたら、みんなガラクタだよ」って言った。
場所は京大の「Good Samaritan Club」の部室だ。電気を消して二人でそこに潜んでいたのだった。そこは英語通訳ガイドサークルで、その頃まではまだ英語使いでもあったのだ。
10代後半から20代前半にかけてのJoeの口に上った(彼の好んだ)人達の名前を思い出すままに挙げてみると、生田耕作、澁澤龍彦、塚本邦雄、清水昶、頭脳警察、Herbie Mann、Miles Davis等、あぁ、少ししか思い出せない。Marcel Proustは彼の人生にまだ登場していない。喘息の話のついでにProustについては、むしろ私から話を振ったが、記憶に残る反応は無かったように思う。

彼の著作「プルーストと芥川龍之介」 : 日本文学に関する素養は父親譲りではないかと思える。「この前パパと滝口修造の家に行った」と言っていた記憶がある。私の記憶に間違いがなければ、福原麟太郎先生の家にもパパと行っている筈だ。彼の父が彼に期待と愛情を深くかけていたことが感じ取れた。
吉田城教授の資料
アルゼンチン館の夜はふけて:吉田城に触れた部分
blog 地声: 吉田城に関するペイジ:
blog:recitativo secco: 吉田城訃報
Kazuyoshi Yoshikawa氏とAlain Génetiot氏の吉田城追悼文
L'orbite metaphorique :吉田城への言及
Rockfield Diary : 吉田城への言及
日比谷高校と吉田城について内田樹教授のblog:
確かにJoeは他の男が簡単には真似の出来ないCity Boyの垢抜けた感性と所作を持っていた。
プルーストと身体 『失われた時を求めて』における病・性愛・飛翔 :

その日は京大西部講堂(否、円山公園野外音楽堂だったかもしれない)のRock Festivalに出かけたのだった。ブレイクする直前の井上陽水が東京からゲストとして飛び込み、大袈裟な紹介の後に登場して「傘がない」を歌った。
電気を消して鍵をかけているのに、気がつけばドンドンとドアをノックする人達がいる。見詰め合って身体を硬くした。数秒間の沈黙の後Joeが声を出した。「どなたですか?ご用件は何ですか?」
今ドアを開けるわけにはいかない!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2007年の命日の記事 : Correspondances
PLANETE BARBARA 過去記事2004年:このとき彼は生きていた!
いつか見たマグリットの空の青:2005年6月 過去記事
Ou es tu, qu'est-ce que tu fais maintenant?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://someotherdays.blog8.fc2.com/tb.php/124-6dc71f0b

«  | HOME |  »

2017-05

  • «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

Bruxelles

Bruxelles

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。