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数字、ひらがな、漢字、ABC...

子供の数が少なくなって、幼児教育にもその分熱心になって、最近の子どもの中には、飛び級を考えた方がいい子供も多い筈だ。私の頃は日本もまだ貧しくて、そんなに教育熱心な親たちは周りにはいなかったような気がする。
私は8まで数えることができたが、母に「その後はなーに」と聞いたが小学校にあがるまでには、8まで数えられるようになればいい、と言うことになっているので、あとは必要ないと言われた。それ以上覚えたら、逮捕されるのかと、犯罪にでもなるのかとふと思った。
祖母が出てきて「8の次は9だ」と教えてくれた。「その次は?」「10」「じゃ、その次は?」「10と1で11」吃驚した。「じゃ、次は12ね。そしてその次は13」なんて簡単なのかと思った。今から思うと数の概念はなかった。人が並んでいて、何番目の人が誰であるか、のように順番としてとらえていたように思う。「19の次は」「10、10」「じゅうが2つで、2じゅう」「えーっ、じゃ、次は21ね」99まで到達するのに、3分もかからなかった。「99の次は?」「100」「100の次は?」「100と1だから101」そこからは999まで3分もかからない。指を折って数えてるうちに、だんだん数の意味が分かってきた。つまり順番とは、1を次々に足せばいいのだと、足し算がわかった。そして指を使って足し算ができるようになった。
次の日の朝「数は1000まで数えられるし、指を使ってなら、足し算もできる」と母に言ったら、近くにいた父が「28たす39は、いくら?」と聞いてきたので、吃驚した。指が足らないからだ。父が「足の指を使え」といったので、28から後を指で38まで数えて、足の指一本を10に見立てることを思いついた。28から39回指を折って声に出して数えていった。「67!」父がほめてくれた。昨日まで8までしか知らなかったのだから、大変な進歩である。最初に指を使って数えたので、私はいまだに足し算は指を使う。数字を覚えてからは、数字の形で数を分解するようになった。たとえば、6は習慣的に5と1に見える、数字の7は5と2、8は5と3、9は5と4に形的に数字がそういう表情にみえるのだ。これは今でも便利だと思っている。
前に書いたかもしれないが、兄が小学生になった時、祖母が妹の私にも筆箱や鉛筆や下敷きや帳面を与えるように母に言ってくれた。小学生でもないのに、文房具を手に入れた私は、もう身に余る嬉しさを感じた。祖母は私にABCをまず教えた。なにがなんだかわからないが帳面にABCを書いていった。
教育熱心な家庭ではなかったし、わたしも勉強に向いている知的な子供ではなかったので、そういう遊びはすぐにやめてしまったが。ただ鉛筆をもって字を書くということは、当時の他の子どもよりも早く覚えたかもしれない。
小学校に入るころから、小児ぜんそくが酷くなって、ほとんど学校に行けなくなった。だから比較的息を吸い込みやすい日は、昔の帳面にあいうえお、の練習をした。小学校の2年生になると、漢字だ。昔の帳面に教科書の漢字をまねて書いた。祖母も私に教えることには、飽きたのか絶望したのか、ひらがなや漢字は見たとおりに書けばよいと言って教えてくれない。ただ「寝ていろ」と言うだけである。そんなわけで、私は、ひらがな、カタカナ、漢字は全部自分で勝手に覚えた。
英会話の教師をしていた頃、たまに何かの連絡事項などを黒板に書くと「先生、ひょっとして日本の小学校に行ってないのではないですか?」と生徒に聞かれた。吃驚した。何故私がろくに小学校に行ってないことが、生徒にわかるのだろうか。「なんでわかるの、そんなこと」と聞くと、筆順だという、筆順が無茶苦茶なのだそうだ。

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