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間違いを間違いのまま、正しいと押し通す...(4)

あの市会議員のことを思い出すと、数ヶ月に渡る辛い日々を追体験する羽目になり、打ちのめされた。いつも複数で芝居を打つのだ。こちらは常にひとり。それで今回は友人に頼んで付き添ってもらうことにした。ところが直前になって彼女の親族のお葬式が入ってキャンセル。運勢を見て6日遅らせることにした。そのあいだに証拠探しだ。住民票にしろ運転免許書にしろ、母の土地の売買契約書、それに家の登記簿、探せば父の大学の成績表も、なんでもある。とにかく全員が何度も謄本を取り今のその字で生きてきたのだから。祖母が亡くなって数年経ってから祖母名義の土地が見つかって祖母の古い戸籍謄本をさかのぼってとったことがあるのを思い出した。その時も全く何の問題もなっかった。それをさがす。出てきた。ただところどころ、字の角がはみ出ているものがある。父の字は明らかに離れているが、祖父の字が、日の片方が少し長くなって月のように見える。勢いよく書けば眞という字だって目が下の一にかぶさることがある。日の左側の縦の線が長くなって伸びているものや、右側の線が伸びているもの、目のように見えるものもある。もちろん正しいものもある。これでいけると思った。ただあまり理路整然と話すと嫌われる、ということを経験から知っている。「アホですから教えてください」と言わなければ、きむさんのように敵対心をむき出しにしてくる。そうなったら注意してね、と友達に頼んだら、私も役人には嫌われるタイプだから無理、と言われた。その一週間前に家庭裁判所に行こうと思って電話して要件を言った。すると「こちらに来る必要はない。まず、区役所に言ってください」と言われた。で、総合的に情報を集めた結果、担当次第、運次第、という結論に達したのだ。つまり証拠などたくさん持って行っても意味がない、ということだ。
区役所では祈りが通じたのか、感じのいいMさんにあたった。要件を言って、土地の古い登記簿を見せた。パラパラと見て「法務局の書類ですね」といってすぐに返却された。やっぱり証拠など持ってきてもたいして意味はないのだ。私は自分で謄本を順番にさかのぼって何枚か取らなければならないと思っていたが、「調べますのでお待ちください」と言うことになった。待っているだけだ。きむさんは「謄本を一部取るのに750円かかる」といったが、要件さえ言えばあとは役所で勝手に調べるのだ。ソファーに座って友達と話をしたが、気が気ではない。長い時間がかかっている。Mさんが、内部協議をしているのだろう。
こちらへどうぞ、と4人用の机に案内された。和兵衛さんの戸籍を見せて「字が違う」というのだ。父が戸主であるものも字が違うという。そこで古い謄本を持ち出し、父の字が完全に正しくかけているものを示した。混在は認めた。しかし。であまり喋らずに話を聞くことにした。そして示された、古い謄本をちらとみた。曾祖母の「ゆう」は石原萬助の娘なのか。祖母は、廣島長兵衛の六女なのか。祖母は両親や兄弟が早くなくなったので姉に育てられた。その姉は女だけれど戸籍を持つ戸主で名前を「イチ」という、こともわかった。和兵衛さんの戸籍に日露戦争でなくなった祖父の弟の名前が無い。戦争で焼けて後で手書きで適当に書いたものではないかと、一言だけ言った。日露戦争は今から100年以上前だから、戸籍が残っていないのだと言われた。なんだかおかしい。死んでも父の戸籍の中で✖で除籍されるだけではないのですか?「違う」という。和三郎の戸籍になくても和兵衛の戸籍にはあるはずだ、お国のために日露戦争で死んだのだし、これじゃ生きた人の影も形もない。などと話していると、M氏が本を取り出した。私の戸籍だけなら書き換え可能だという。本を見る。ペイジを見る。正字として、本来の私の姓が書かれている。読みかたも正しく書かれている。驚いたのは「戸籍に書かれている文字」として、その気色悪い字が書かれている。つまりこの字は正しいのはこっちで、戸籍には間違ってこう書かれていますよ、と気色悪い方の字が書かれているのだ!!!「へェー、役所にこんな本があるんですかぁー」「この本は市販もされています」ヘェー。友達の名前には駒が入る。駒を見ると「戸籍に書かれている文字」として口が点になっているものや、ムになっているものなどがある。馬の字は戸籍に書かれているものとして四つの点が、漢字の一になっていたりする。初めから、何をどう間違えていたかが、わかっていたのだ。今までの人生で、誰一人全く一度も戸籍が問題にならなかったのは、どちらが正しいか、本籍地の方で正誤の判断が既になされていたからだ。その後である。私の戸籍はもはや私一人しかいないので、申請すれば書き換える。しかしさかのぼって曽祖父や祖父の戸籍までは書き換えられないという、何故なら、申請する人がなくなっているからだ、そうだ。そんなー、馬鹿な。本来戸籍は戸主とその配偶者によってしか書き換えられない。私の場合は、生き残っているのが私一人なので、書き換え可能。しかしすでになくなっている先祖のものを私が(正しく)書き換えることは、できない、という。
まずは私の戸籍を正しくしよう。但し、ここからが役所なのだ。私は真正の回復手続きをするのではなくて、名前の変更を申請することしかできない、という。私は生まれた時からこの名前で生きてきて、変更するわけではない。「しかし、変更しかできない。そうしないと、免許書や住民票も、戸籍に合わせて全部書き換えなければなりませんよ、現本主義ですから」と。
申請書を出してくださいというと「はい」ここと、ここと、ここに、お名前を書いてください。印鑑はこちらに。ここはどちらの名前ですか?気色悪い方の名前を書けという。こちらは?そこは住民票の名前を。住民票の名前は私の本来の名前ですよ。「あ、それじゃ、先ほどと同じものを」「こんな字は、生まれてこの方一度も書いたことのない名前ですよ。それを2回も書くのですか?」「いやここにもう一回」「えぇー、3回も、こんな気色悪い偽字を、私が書くのですか。吐き気がするー。」「申し訳ないですが書いていただかないと、そう書いていただかないと変更できないのです」いつか生きて社会にもどれる可能性があるよ、と言われ、死ぬよりマシだと、自白書にサインする冤罪者の気持ちがよくわかる。可能性を残すとしたら、それしか道がない。それを拒めば、全ての書類の名前を全部気色悪い字に書き換えなければならないという!あーあ。
「申請理由」のところはどう書くのですか?「それはこちらで書きますので」「空欄のままで?」「はい」・・・

M氏があの本を出してくれなかったら、最悪の事態になっていただろう。あの本のおかげで、少なくともどちらが正しい本来の字であるかは、証明されたのだ。帰りに友達に言った。「あの本があってよかった。あの本、しかし誰が書いたのか。そして戸籍の字が間違いとはっきりわかっているのに、何故先祖の名前の真正の回復を子孫ができないのだろうか?」戸籍の名前はみんないつか消えるのです。私の先祖も、すでに戸籍から消えているものもいます。M氏はそう言った。けれど、曽祖父の戸籍に祖父の弟の名前、だけで無く、存在そのものが消えてなくなっていた、納得ができない。先祖の名前も正しくしなければならない。戸籍法でだめなら、何かほかの方法で。お墓がある。古いお寺に行けば古い古い過去帳もある。そこに正しく記されている。それともあるいはひょっとしたら、死んでからまで馬鹿馬鹿しい役所の誤字にこだわる必要はないのかもしれない。まして生きていた時に、書かれも呼ばれもしなかった誤字の書かれた戸籍などに、人生の実態など全く何もないのだから。今回学んだこと。戸籍とはなんといい加減なものなのだろう、ということ。ただ気色悪いのだけは許せない。

・・・・・(追記:2013年8月18日)・・・・・
間違いを間違いのまま、正しいと押し通すの4回分に関して。
今回の不愉快な出来事は、最終的に、改竄ではなくて、明治の役人の無教養、文字知らずの書き間違いだということが、わかった。どのように戸籍に誤記されているかまで、役所が突き止めていることまでわかった。しかも「間違いを間違いのまま、訂正しない」こともわかった。また続きを書く事もあるだろう。ただ役人の中に、日本人でないものが増えると、戸籍のいい加減さはますます手がつけられなくなるだろう。また夫婦の合意があれば本籍も名前も自由に変えられるようでもある。これでは家系の伝統の継承なるものももはや意味がなくなる。日本国はかつての五族協和を日本国内で実現させようと何かにつけて「共生社会」を目指しているようだ。出自を問うことは「共生社会」の妨げになると言わんばかりに、就職においても結婚においても良くないことだと敵視されている。自分の名前に対する意識もこれからはうんと変わっていくだろう。そう言えば歴史を調べてい思うのだが、白人は住む場所住む国を変えると、名前まで平気で変える。呼ばれやすいために変えるのか、素性を隠すために変えるのか、よくわからないが、もともとはこういう名前だがこう変えた、という記述は頻繁に見る。いずれ日本もそうなるのだろうか?真っ先に思い出すのはCharles Andrew Willoughby(Adolph Karl Weidenbach)、Jack Ruby(Jacob Leon Rubenstein)。ユダヤ系ハンガリー人、ナジボーチャイ・シャールケジ・パールの(移民2世の)息子はサルコジというフランス大統領になった。その妻は亡命イタリア人である。
話がそれてしまった。1ヶ月以内にこれら4回分は、Tel Quel Japonから別のBlog、個人的な日記Blogに移動しようと思っている。

・・・・・追記:2013年8月25日・・・・・
念の為に昨日全部事項証明、戸籍謄本をとって来た。戸籍事項のところに戸籍改製、改製日平成21年12月12日とある。改正ではなくて改製である。改製事由=平成6年法務省令第51号附則第2条第1項による改製とある。具体的にはわからないが勝手に法律を作って勝手に改製していたわけだ。同じところに文字更正とあり、そこには(従前の記録)として、前の気色悪い字が書かれてあるではないか。書き換えの記録は当然残すべきだろうが、役所の書記ミスの文字を延々書かれるのもうんざりする。まあ文字変更ではなく、文字更正とあるので、ほんの少しは気分がおさまるが。
ただ改製法で、例えば茅ヶ崎や、城ヶ島などのカタカナは、大きな字になって茅ケ崎、城ケ島と、戸籍には記載されることになったらしい。これは日本語の表記としても全くおかしい。カタカナ、ひらがな、には大きな字と小さな字がある、意味もなく小さな字まで大きな字に、戸籍上勝手に書き換える必要は全くない。越権行為である。一番驚いたのは、戸籍謄本にもかかわらず、母の記載が一切ない。戸主の名前と本人の名前だけなら、戸籍抄本と全く同じだ。除籍として父の存在は見えるが、母は戸籍謄本にさえ、その存在そのものがない。父が除籍として記載されているなら母も除籍として記載されてしかるべきである。しかも父の除籍にも、例えば死亡とかなんとかの理由がない。私の名前のところに父母として両方の名前が正しく記載されているので、それでいいということなのだろうか?
祖母は、何百年も続いた家なので過去帳を見れば、全部記録がたどれると生前に言っていた。母が18年前に亡くなった時、ふとそれを思い出し、今のお墓の前のお墓、今のお寺の前の前のお寺(谷町にあった)を訪ねてみたことがある。そのお寺には確かにお墓があった。名前を言うと住職がすぐに過去帳を見せてくれた。生まれて初めて来たお寺、生まれて初めて見る過去帳に胸がときめいた。確かに延々と記録が残っていて、もう途中で見るのもやめた。過去帳には先祖たちの名前、生まれた日死んだ日、結婚の相手の名前、などがそれこそ延々と書かれているが、ひととなりが全くわからないのだ。どこに住んで、どんな仕事をし、どんな人生を送ったか、つまりどんな人だったかが全くわからなくて、がっかりしたことがある。そもそも名前を知っているのは祖父、曽祖父、その一代前までくらいで、過去帳から立ち上がってくる想いが全くなかったのを覚えている。
話を戸籍改製に戻す。いったい今までなんの目的で何度改製がなされたのかよくわからないが、この傾向としてやはり日本人固有のアイデンティティーを、家族の絆を、なんだかなくす方向に動いているような気がする。父を戸主とする戸籍謄本なのに、母も兄もいない、昔いたはずの祖母もいない、消えてなくなっている。たとえば長男が別戸籍の戸主となるなら、跡取りという概念も同時に消える。親が死んでも遺品整理業者に任せて、顔も見せない息子や娘たちはこれからも増えるだろう。親子、兄弟、祖父母、叔父叔母、従兄弟、そのへんの関係も、これでは子孫がさかのぼってたどれなくなる。戸籍改製の目的はズバリ言うと、素性の追求を困難にすること、ではないかと思う。謄本を取る際には目的を聞かれるし、直系でない限り請求・閲覧すら困難になりつつある。ひとの素性の追求はやめなさい、ということだろう。そういうコンセプトだからこそ、記載間違いを把握しているにも関わらず、今回のようにこちらが独自に気づいて、自主的に手続きを踏まない限り、全く気にも止めないで平然と放置しておれるのだ。正しい記録を正しく残し、素性を明確に記録する為に戸籍があるのではない。戸籍売買や、偽装結婚の話をご存知だろうか?戸籍法改製者や役所の戸籍係など、むしろそちらを促進するために業務に勤しんでいるのではないかと思えるくらいだ。用がなくても一度戸籍謄本をご覧あれ。当然あるべき重要事項が欠落していたり、ひょっとしたら知らぬ誰かがあなたの戸籍に入っているなどという、真夏の怪談に出くわすかもしれませんよ?

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