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失業者 頼みの綱は親の年金

姪にリスニングの教材を送ろうとThe Japan Times News Dijest Vol.46と言うCD付の本を買った。その9番目の記事が本文上のタイトルである。2008年に不動産バブルがはじけて以来の不況を今も引きずるスペインで、生き延びるためには年金暮らしの親に頼るしかない家庭が増えている、と言う記事だ。日本でも2,3年前話題になったことがある。死んだ親の死体を隠して親の年金で暮らしていた人たちがたくさん浮かび上がってきた。ああいう事件は最近はもう報道もされないが、無くなったわけではないだろう。スペインでも日本でも親の年金でかろうじて生き延びている息子の家族というのは多いはずだ。安部ノミックスで景気浮上などと言っているが、実際解雇された後定職につけない一家の主、あるいはそのために結婚できない中年に達した男性、女性も多いはずだ。
自主独立が基本だった欧米にあっても、最近は親との同居も増えているらしい。不況は世界的なものなのだ。
日本でも別居していても、孫が毎日食事に祖父母のところに来ると言う話をよく聞く。お小遣いは親から貰うものではなく祖父母から貰うのを当たり前にしている孫の話もよく聞く。子供を飛ばしていきなり孫に相続させたい祖父母も多くなっているらしい。子供が子育ての負担を背負いきれないからだ。
アベノミックスなどといって、経済の教科書の基本のような、金融・財政政策だけでは、根本解決には程遠い。引きこもりという別の問題もあるが、20,30,40代で定職につけない男性・女性はかなりの数になる。
最近NHKで若い女性の貧困をテーマにした番組が放映されたらしいが、これもまた深刻な問題である。就職はあきらめて婚活に励むわけだが、専業主婦の女性を一人で養える男性の数自体がそう多くは無い。結婚できた男性・女性は勝ち組、できなかった男性・女性は負け組みとなる。勝ち負け、などと言う言葉を使う神経自体が人心の荒廃を物語っている。
本の解説によると「40代以下の人たちは経済成長も終身雇用も知らない世代で、老後の備えどころか、明日の生活費にも困っている。だから親の年金に頼るのだろうが、それもあと10年くらいが限度だろう。」とあった。
少子化対策として移民の大量受けいれや、それにまつわる政策はどんどん進んでいるが、ただでさえない日本人の仕事が移民に奪われるだけである。今までの経済の教科書を根本から書き換えるような発想の転換が必要である。産業構造の変化があまりにも考慮に入れられていない。少子化対策、移民の導入などよりも、雇用の創出が最優先課題でなければならない。時代を鋭く見つめて、今まで考えられなかったような雇用を創造していかなければならない。バスの車掌、重役の秘書、蕎麦屋の出前え、書類のコピー、個人の家電販売店、個人薬局、駅前商店街、などなど、消えていったものは多い。その割りに新しい雇用の創出はなされていない。今朝もラジオで言っていたが、俺俺詐欺をはじめとする、大小さまざまな詐欺だけが、雇用を増やしているらしい。質の劣化した日本人しか雇用を発見できない?そうなったら、この世もお終いだ。最近も餓死した姉妹や餓死した母娘の記事があった。30%くらいの日本人にとってアベノミックスは多少の成果を見せるだろうが、70%はこの先餓死や野垂れ死にの不幸に直面せざるを得ないだろう。
日本人特有のお花畑でなんとかしのげるのは、あと10年くらいかもしれない。その後は日本は日本でなく、日本人も日本人でなく生きていくことになるのかもしれない。杞憂であってほしい。

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