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昨夜書くはずだった日記  悲しそうな人

地下鉄であれ、京阪であれ、阪急であれ、近鉄であれ、最近「どうぞ」と座席を譲ってもらえるようになった。驚いている。昨日は若い男の子が「どうぞ座ってください」と駅と駅との途中で立ち上がってくれた。何故なんだろう。そんなによれよれで、死にそうな顔をしているのだろうか。目を開けて戸惑っている私に、その子はさらに「座っていいです。座っていいよ」と付け足した。???
治療場では、同じ患者仲間に「あなたはとてもお元気そう」だと、いわれることが多い。自分でもその気になってそのように外では振舞っているつもりなのだが。
つり革にぶら下がって、目を閉じて立っていた。どんな顔をしていたんだろう?どう見ても再発末期がん患者に見えるような顔をしていたのだろうか?
家に帰って鏡を取り出し、目を閉じて、それから薄目を開けて、鏡の中を覘いて見た。真っ先に出てきた形容詞は「悲しそうな」顔、だった。自分では全く自覚が無かったが、妊婦のように大きなお腹をかかえて近所の内科医院の門をたたいたあの日から、去年の3月末のあの日から、私はずっとずっと、とても悲しかった、そしていまもずっと「とても悲しい」のかもしれない。初めてそのことを自覚した。こんな病気になってしまったこと、そのほか、もろもろ、すべてに対して。
「あなたはとてもお元気そう」だと、治療場の人たちから声をかけて励ましてもらえるのも、逆に言えば、あまりにも「悲しそうな顔」が、私に張り付いてしまっているから、かも知れない。自分の心に充満している「悲しみの」感情を、自覚する余裕さえ持てなかった、だけかもしれない。一日を生き延びるために、あまりにも毎日が多忙だ。

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