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Rwandan Genocide (2)

情報・読み物 Rwandan Genocide (2) 2005/01/30
アフリカの終わりなき後遺症

1994年7月大虐殺はようやく終わった。結果、ツチ族の反乱軍がフツ族の政府軍を打ち破った。殺戮に手を染めた、そしてツチ族の報復を恐れた約200万人のフツ族が難民となって、ブルンジ、タンザニア、ウガンダ、ザイール等の近隣国に逃げた。この中の数千人は、難民キャンプを襲ったコレラや下痢のために命を落とした。
ルワンダの大虐殺、及びその結果としての大量難民の流入滞在のため、隣国ザイールが政情不安定になり、無秩序状態から1998年には内戦が勃発、国土の荒廃を引き起こし多数の死者も出した。

大虐殺終了後、かつてないほどの救援の手が、国際社会からさしのべられた。アメリカ合衆国が最大の支援提供国となった。国連平和維持軍、別名UNAMIRは、内戦中は遁走したが、RPFの勝利が決定した後は支援及び平和維持のために?戻ってきた。そしてUNAMIRはルワンダの地に1996年3月8日まで駐留した。

1996年10月ザイール東部でツチ族が騒動を起こした。その結果60万人を超える大量の難民が1996年11月後半の2週間の間にルワンダに帰国した。続いて1996年12月の終わりには、タンザニアから50万人の難民が、これは自然発生的にルワンダに戻った。この時点でなを10万弱のルワンダ人民が難民として国外にとどまっていた。彼らは、大虐殺の当事者の敗れた政府軍の、民兵たちの軍隊Interahamweの、及び1996年以前に難民キャンプでスカウトされ内戦に加勢した即席兵士の、残党たちだった。

1997年1月18日ルワンダ北西部でフツ族の民兵が支援に来ていた3人のスペイン人と、3人の兵士を殺し、さらに一人に重症を負わせる事件がおきた。そういう事件はあったが、隣国から帰国することに二の足を踏んでいた難民も、今はほとんどが祖国に戻り、その大地の上で生活しているのが現状である。
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[参考:Rwandan Genocideに至るまで]
ルワンダの地に元からいたTwa族はピグミー族である。人口構成はこれに加えてフツ族とツチ族からなるのは以前に書いた。

1895年にルワンダはドイツの植民地になる。ドイツ側は以前にもましてツチ族フツ族に存在の優劣をつけ差別化政策を採った。第一次世界大戦でドイツが敗れ取って代わってベルギーが宗主国となる。ベルギーはさらにこのツチ族の優性、フツ族の劣性の差を拡大し成文化した。

第二次世界大戦後は国連が統治をベルギーに委任した。さまざまな改革や政変もあった。1959年には国王Charlesが暗殺されたしツチ族の最後の君主Kigeli5世はウガンダに遁走した。フツ族が次第に力をつけ始め1962年、ルワンダの独立に際しては、逆転してフツ族が支配者側に立った。(民主主義を導入すると他の要素よりも何よりも多数の側が常に勝利する)

1990年、実はこのあたりからRwandan Genocideの芽はすでに見て取れる。ツチ族からなるRPFが、基地を置いているウガンダから、ルワンダにこの年侵攻した。これに対しHabyarimana軍事政権は今回と同じくツチ族の皆殺しを意図した大反撃に出た。RPFは、昔のようにツチ族が支配する国を、フツ族の再奴隷化を目論んでいると、それは絶対に阻止しなければとの思いからの、徹底した反撃であった。この戦いは1992年まで2年間続いた。そして最終的にはタンザニアのArushaにおいて、Arusha条約と呼ばれる停戦合意が政府とRPF両サイドによって調印されたのだった。が、、、。
1994年4月6日、あの大統領搭乗機撃墜事件が起こった。
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「The New Yorker」の記者、Philip Gourevitchが大虐殺後のルワンダを訪れ、インタビューや情報収集など綿密な取材を通してノンフィクションブック「We Wish to Inform You That Tomorrow We Will Be Killed With Our Families」を1998年に出版した。この本は同年全国書籍批評家賞、ロサンゼルス・タイムス・ブック賞、George K.Polk海外ドキュメンタリー賞など、数々の賞を獲得した。「ジェノサイドの丘」(上)(下)としてWAVE出版から翻訳本も出ている。amazon.co.jpでこの本のカスタマーレヴューを数件読むことができる。


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